実務の参考事例
社内OA推進とネットワーク整備 WWW運用コンサルティング 顧客管理データベースの導入 展示即売イベント用ビデオ制作

参考事例:『展示即売会場で放映する販売促進用DVD・ビデオ制作』

意向の確認・事前打ち合わせ

依頼は、商品の展示即売イベントを行う企業が、イベント会場で流す販促用の商品イメージビデオを制作できないかという問い合わせでした。通常、制作業務は二次発注という形で他の専業者をご紹介していますが、このケースでは、お取引の長い依頼主から、是非にとの希望で、制作実務を担当することになりました。まず、事前打ち合わせにて、「イメージ作り」に関して、依頼主の意向をポインティングしていきます。その段階で、進行は以下のように決定されました。

アピールポイントはどこに存在するか

会場内の潜在顧客へ『商品イメージの向上』『販売促進(購買意欲への刺激)』を重視してアピール

狙いを明確に

売り手がましさを控え、見ていて面白く・来場した全員が自然に引き込まれてゆく進行にする

担当する役務

具体的な構想や手法については、依頼主側からディレクションを当方に一任する形で仕上げる

素材の預かりとデータ作成

素材は依頼主からminiDVテープで与えられました。この素材テープの内容を、編集が出来るPCへとデジタルで落とし込み、ノンリニア編集が出来る状態にします。具体的に、以下のような作業がメインとなりました。

素材の確認

商品の製造過程などが20時間に渡って収録されており、それを30分の映像に尺(長さ)を合わせることが要求された。閲覧しながら大まかなインデックスを作成

フローの作成

最終的にどういう流れのイメージを作っていくか、先のインデックスを元にしながら机上でドラフトのフローを作成。このケースでは、商品の製作を取材するようなタッチの流れで構成することに

進行への最終確認

まず確認用として、導入部分〜最初の5分程度の映像を、テロップや解説・BGMなどが入った、なるべく納品状態に近い映像になるように制作します。それをストリーミング動画ファイル形式に変換して用意し、当方で管理しているサーバー上にアップロードして依頼主に通知、依頼主のオフィスで閲覧していただき、このような感じで映像編集と制作を進めていくことで異議なく了解を得ました。

納品

制作進行の了解が得られたので、その構成で最終的な映像を制作します。納品は、VHSテープとオーサリング済みDVDを各2本づつ納めることになりました。このケースでは、打ち合わせから納品まで、トータル制作期間は2ヶ月弱で仕上がりました。
上記ケースでの作業@稼動日数は
ミーティング等:7日/素材集めなどの実務準備:7日/実務作業:16日=30日稼動
交通費などの経費を除く対価は下記のようになりました。
ビデオデータ作成料20本として  ¥42,000−
エフェクト等一切を含む映像編集費として ¥157,500−
BGM等音効制作費として  ¥52,500−
音響調整費として  ¥21,000−
テロップ制作・配置費として  ¥31,500−
マスターVHSダビング費として  ¥10,500−
DVDオーサリング費として  ¥31,500−
計 ¥346,500−
(※料金はお取引内容で変わりますので、お見積もりにはお問い合わせをお願いします)

Appendix:動画制作事案でのチェックポイントと要点

この事例に関する案件でのチェックポイントはここ!どんなメディアよりも見る人にインパクト効果を与えるビデオ映像の用途は、個人ユースから上記例のような広告宣伝や商品までの企業ユースまで、いろいろな可能性が考えられます。卒業式・結婚式・旅行などの冠婚葬祭イベント、広告宣伝やプレゼンテーションなどが撮影されたminiDV・DVCAM・VHS・Hi8などの素材から、Adobe premiere(アドビ プレミア)などのツールとハードウェアで映像をキャプチャーし、尺合わせ(時間編集)を行った上で、更にAdobe After Effects(アフター エフェクト)などで画像に効果(モザイク・トランジション場面転換)を入れる-テロップの挿入-色の調整)を与えます。出来上がった素材はDVにて納品またはscenarist(シナリスト)などのオーサリングツールによってDVDオーサリングを行い、最終的にDVDマスターのDLT納品や、パッケージングからプレス納品までを一括で受注。Windows media streaming(ウィンドウズメディアストリーミング配信)+Real player(リアルプレイヤー)やMPEG配信に対応したエンコードも承っており、多数の販売用ビデオやDVDタイトルの納品・ライブ配信やストリーミングビジネスの実績を持ちます。詳しい業務内容やデモムービーはこちらから。